「ゴルフコースでは、コースマネジメントが大事!」とよく言われますが、初心者の方は「コースマネジメントって何をすればいいの?」と思いまますよね。
でも、初心者の方でも大事なコースマネジメントがあるんです。
それについて、お伝えしていきますね。
コースマネジメントとは?
そもそもコースマネジメントとは、何なのでしょうか?
- あるホールでティショットをするとき、なぜそのクラブを選んだのでしょうか?
- あるホールでティアップをするとき、ボールはどこに置きますか?
- ボールを打つ時、ターゲットをある位置に決めたと思いますが、なぜターゲットをそこに決めたのでしょうか?
これらの行動は全て、「なぜ」とか「どこに」とか、何か考えていると思います。
それらをどのように考えるのかが「コースマネジメント」なんです。
ゴルフコースでは、「ボールを打つたびに、何故そうするのか常に考えましょう!」ということなのですが、初心者がアレコレ考える余裕はないですよね。
目の前のボールをただひたすら、ピンに向かって打つのが精一杯だと思います。
ゴルフ初心者ができるコースマネジメントとは?
でも、何も考えずにゴルフをしていては、スコアを縮めることはできません。
『ゴルフはミスのスポーツ』と言われています。
いかにミスを減らすかがスコアを縮める重要なポイントです。
プロゴルファーでも完璧なショットができているわけではありません。
それでもプロゴルファーがアンダーパーで回れるのは、ショットの精度がアマチュアよりも高いからだけではなく、『いかにミスを減らすか』のコースマネジメントがしっかりできているからなんです。
では、ゴルフ初心者でもできるコースマネジメントは、一体何なのでしょうか?
それは、コースで使うクラブを限定することです。
具体的に言うと、コースで使うクラブは、
-
- ウッドは、ティショットで使うドライバー以外、他のフェアウェイウッドは使わない
- アイアンは、3I~6Iは使わない
と決めることです。
なぜそうするのかというと、ミスショットを減らすためです。
よくあるのが、ロングホールや長いミドルホールで、残りの距離が200Y前後残っているとき、フェアウェイウッドやロングアイアンを使うとチョロして、ほとんど距離がかせげないケースです。
フェアウェイウッドやロングアイアンは普段の練習でもあまり練習ないので、ミスの確率はどんどん高くなります。
距離がかせげないと多く打つ必要がありますので、その結果打数が多くなってしまいますね・・。
ちなみに、僕が100台をウロウロしていた頃に、ある日このコースマネジメントを実践したところ、あっさり96のスコアをだすことができました。
実はこのコースマネジメントは、僕の実体験によるものです!
では、試しに500Yのパー5(ロングホール)で、シュミレーションしてみましょう。
- 第1打:ドライバーで160Yのミスショット(残り距離340Y)
- 第2打:7Iで140Yのまあまあのショット(残り距離200Y)
- 第3打:7Iで120Yの少しミスショット(残り距離80Y)
- 第4打:AWで70Yのグリーン周りへのショット(残り距離10Y)
- 第5打:AWまたはSWのアプローチでグリーンオン
- 第6、7打:パターで2パット
これで、ナイスショットはないですがダブルボギーです。
仮に、全ホールをダブルボギーでホールアウトすれば、パー72に対してプラス36でスコア108です!
さらにスコアを縮めるために必要なことは?
コースマネジメントとは、直接関係ありませんが、コースで使用するクラブを限定するのですから、限定したクラブだけを練習場で練習しましょう。
特に、アイアンでは7Iが得意クラブになるように練習すると、先ほどのシュミレーションのなかのナイスショットが増えますので、よりコースでのスコアアップが望めます。
ゴルフ練習場では7Iとアプローチショットを練習し、家でパターを練習すれば、スコア108は余裕で出せますよ!
ドライバーの練習は、7Iを練習すれば必要ありません。
試しに、7Iとアプローチだけを練習し、最後の1、2球だけドライバーを打ってみてください。
ナイスショットがでると思いますよ!
練習場での7Iとアプローチの具体的な練習方法は、以下の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。
ゴルフで最重要のインパクトゾーン!スイング方法と練習方法を解説
ゴルフのビジネスゾーンとは?ゴルフスイングの基礎を固める方法!
ゴルフのアプローチショットで簡単に安定してピンに寄せる方法!
ゴルフの30Y以下の正確なアプローチショット!構え方と打ち方!
ゴルフのスイングの基本!バックスイング~フィニッシュを解説!
まとめ
初心者がスコアを縮めるためのコースマネジメントはコースで使うクラブを限定すること!
- ウッドは、ティショットで使うドライバー以外、他のフェアウェイウッドは使わない
- アイアンは、3I~6Iは使わない
さあ、今度のコースで試してみてはいかがでしょうか。
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