ゴルフが上達しない理由について、巷ではいろんな意見が溢れていますね。
- 情報が多すぎて、いろんなことをやり過ぎている
- 情報が多すぎて、考えすぎている
- 人間の本能の動作を活かしていない
恐らく、どの意見も正しいんだと思います。一部においては・・。
ゴルフは奥が深いスポーツなので、単純に一つの意見を聞いて練習し、プレーしても、決して安定してスコアを縮めることはできません。
では、どうしたら、安定してスコアを縮めることができるのでしょうか。
それについて解説していきましょう。
Contents
ゴルフ上達のために必要な要素
安定してゴルフスコアを縮めるには、当たり前ですが『ゴルフの上達』が必要です。
では『ゴルフの上達』とひと口に言いますが、何が上達すればいいのでしょうか?
上達のレベルにはいろんなレベルがありますので、ここでは、ゴルフコースで『パープレー』をするレベルまで上達することを前提に整理してみましょう。
そのためには、以下の3つすべてにおいて上達することです。
- ゴルフスイング(ショット、パット)
- コースマネジメント(ターゲット、クラブ選択)
- メンタル(精神面)
「①ができていれば、スコアは単純に縮まるだろう?」とあなたは思うかもしれません。
確かに90台前後までは縮めることはできます。
でも、①だけできてもパープレーはおろか、80台前半も難しいと思います。
なぜゴルフスイングだけ上達してもシングルプレーヤーになれないのか?
あなたは、こんな言葉を聞いたことはありませんか?
練習場シングル
この言葉の意味は、練習場ではナイスショットを連発するのに、コースに出たらなかなかナイスショットがでずに、結果として90台、よくても80台後半、というプレーヤーのことです。
では、なぜゴルフスイングが上達するだけではダメなんでしょうか。
その理由は、ゴルフコース場は練習場とは違い、
- 平坦なところがほとんどない
- 芝生が長いラフがある
- OBや池やバンカーなどのいろんなハザードがある
からなんです。
そのため、1打毎に打つ条件が違い、練習場のように同じスイングをしても、ミスショットが出てしまう可能性があるんです。
特に、プロゴルフトーナメントが開催されるゴルフ場では、かなり難しいセッティングをしているため、プロゴルファーでもミスショットをすることがあるし、完璧なショットを打つ確率も高くはありません。
プロゴルファーはどんな意識でプレーをしているのか?
ゴルフは確率のスポーツと呼ばれています。
だから、
ゴルフプレーでミスをどれだけ減らせるかがスコアを縮める秘訣なんです。
プロゴルファーはそのことをよく知っています。
そこで、プロゴルファーはミスの確率を減らすために
- ナイスショットの自信がある(またはミスショットが出にくい)クラブ選択をする
- ミスショットをした場合を想定して、次のプレーで続けてミスショットが出ないような場所をターゲットにする
という、常にコースマネジメントをしながらプレーしているんです。
ライがいい場所でナイスショットをするのは当たり前ですが、ライが悪い場所でもミスショットを減らすためにコースマネジメントをしているんです。
また、もうひとつ大事な要素のメンタルについては、プロゴルファーでもコントロールが難しいと言われています。
- ミスショットをした後に冷静のままでいられるか
- ミスショットを取り返すために無理なショットをしていないか
- 状況によって攻める気持ちと守る気持ちの切り替えができるか
というようなメンタル面がしっかりできていて、ショット(パット)もよく、コースマネジメントもできているという、3つが高いレベルにあるプロゴルファーがランキング上位にいるんです。
ゴルフスイング上達のためには何をすればいいのか?
繰り返しになりますが、ゴルフ上達には以下の3つが挙げられます。
- ゴルフスイング(ショット、パット)
- コースマネジメント(ターゲット、クラブ選択)
- メンタル(精神面)
しかし、プロを目指さないのであれば、全て上達する必要はありません。あなたが目指す目標次第ですが、やはり上達のために行う順番としては、①⇒②⇒③ですね。
ということで、ここではゴルフの基本となるゴルフスイング(ショット)について上達するには何をすればいいのかお伝えしていきます。
いろいろと調べて練習しているんだけど上達しないのはなぜ?
あなたは、日頃からゴルフレッスン書やゴルフ雑誌、DVD等を見ながら、練習に励んでいると思います。
それなのに、ゴルフスイングやショットがなかなか上達しないのはなぜなんでしょうか?
上達しない理由としてまず考えられることを挙げてみます。
- いろんなスイングの形ややり方があってどれがいいのかわからない
- スイングするときに考えすぎている
- チェックポイントが多すぎる
これって、情報量が多すぎるためにあれこれ手を出してしまって、消化不良を起こしている状態ですね。
あるときは「これでスイングがわかった!」開眼するんだけど、別の日に同じことをしてみるとうまくいかない・・。
そして、また、いろんな情報を収集していると、今度はこんな言葉に出会います。
あなたが上達しない理由は、ゴルフレッスン書にかかれている情報に振り回されて、人間の本能を活かしたスイングをしていないからなんです!
そこで、今度はこの情報のとおりに人間の本能を活かして、何も考えずにスイングするようになります。
すると、始めはナイスショットが出るかもしれませんが、そのうち続けているとショットが安定しなくなってくると思います。
毎日スイングの練習をしているプロゴルファーであれば、身体が覚えてしまっている状態なので、これでいいのですが、週一ぐらいの練習量であれば、身体は覚えてくれません。
僕もある時期まではこの状態でした・・。
どうすればゴルフスイングが上達するのか?
僕がある時期からとった行動は、今までの情報を整理し、それらの意味や理由などを自分なりに分析しました。
- どうしたら、プロの連続写真のようなスイングができるんだろう?
- どうして、プロの連続写真ではこういう動きになるんだろう?
- どうして、ゴルフレッスン書にはこう書かかれているんだろう
こういったことをいろいろ分析した結果、安定した再現性の高いスイングを目指し、あるスイング動作をまとめました。
そのスイング動作の特徴は、少ないチェックポイントで
- プロのようなスイング
- 安定したスイング
- 再現性のあるスイング
ができるものです。
その基本のスイング動作については、ゴルフのスイングの基本!バックスイング~フィニッシュを解説!にまとめていますので、あなたも参考にしてみてはいかがでしょうか。
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