ゴルフのバックスイングでは、右側(ターゲットと逆方向)へのスウェーをしないようにしなければなりません。
ゴルフレッスン書には、右側へのスウェー防止のための様々な練習方法を解説しています。
また、右側へのスウェー防止のための練習器具も売られています。
でも、そんな練習をしなくても、練習器具を使わなくても誰でも簡単に右側へのスウェーを防ぐ方法があります。
その方法について解説していきます。
Contents
バックスイングで右側へのスウェーをしてはいけない理由
そもそもなぜ、バックスイングで右側へのスウェーをしてはいけないのでしょうか。
その理由をまず解説しておきます。
『バックスイングで右側へのスウェー』とは、体のセンター軸が右側へ動くことです。
下の左側の画像のようなバックスイングですね。
その結果、上の写真の右側のように、今度はダウンスイングからインパクトにかけて体のセンター軸が左側へ大きくスライドしてしまい、頭が大きく動き、ダフリやトップなどのミスショットが出てしまうのです。
そのミスショットを防ぐために、「バックスイングで右側へスウェーをしないようにしましょう」と言われているのです。
バックスイングでの右側へスウェーを誰でも簡単に防ぐ方法!
ではどうしたら、バックスイングで右側へスウェーを防ぐことができるのでしょうか。
それには、様々な方法が考えられますが、ここでは、誰でも簡単にできる方法をご紹介します。
その方法とは、
- アドレス時に両足中指とかかとの4点に体重をかける
- ゴルフスイング時に『体の入れ替え動作』を行う
この①と②を確実に行うことです。
この①と②の具体的な内容について、解説していきます。
アドレス時に両足中指とかかとの4点に体重をかける
ゴルフスイングを始める前のアドレスが「ゴルフスイングの8割を決める」ぐらいとても重要です。
アドレスの基本については、ゴルフのアドレスの基本は?守るべき順序と重要な4つのポイント!で解説していますので、こちらをご覧ください。
このアドレス時に、両足中指とかかとの4点に体重をかけるのです。
下図の赤●部が両足中指、青●部が両足かかとです。この4箇所に体重を均等にかけるのです。
市販のゴルフレッスン書には、「両足の拇指球に体重をかけましょう」と解説しているものを多く見かけます。
僕も今までこれを実践していました。
でも、この意識でアドレスしても、バックスイングで小指側に体重がかかってしまってい、結果的に右側にスウェーしてしまうことがありました。
それが、アドレス時に上図の赤●部と青●部の4箇所に体重を均等にかけるだけで、左右にブレにくい安定したスイングできるようになりますよ。
ゴルフスイング時に『体の入れ替え動作』を行う
ゴルフスイング動作の基本として、体重移動を意識せずに体が左右にブレないように再現性が高いスイングができる『体の入れ替え動作』というものがあります。
『体の入れ替え動作』については、ゴルフスイングの体の軸ができる!意識すべき正しい『体幹』の動作で詳しく解説していますので、こちらをご覧くださいね。
この『体の入れ替え動作』を行うと、バックスイング時とフォロースイング時において、体のセンター軸に対して、頭と丹田(おヘソの下部)が左右入れ替わる動作になります。
このとき、頭が左右にブレるような感覚になるかもしれませんが、ように動くため、『体の入れ替え動作』を鏡の前で行うと、頭がほとんど左右に動いていないことがわかります。
むしろ、頭を軸にして腰まわりが左右に動いているような動きであるため、無意識に体重移動がされているのですが、体の軸がブレていないため、バックスイング時に右側へのスウェーも起きないのです。
まとめ
以上、ゴルフのバックスイングで右側へのスウェーを誰でも簡単に防ぐ方法について解説してきました。
その方法とは、
- アドレス時に両足中指とかかとの4点に体重をかける
- ゴルフスイング時に『体の入れ替え動作』を行う
この①と②を確実に行うことです。
早速、何度も繰り返し素振り練習をして、右側へスウェーしないスイングを身につけましょう!
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