ゴルフの30Y以内のアプローチショットでは、どのように構えて、どのように打っていますか?
正確なアプローチショットは、構えが大事です。
また、打つ時は下半身を使わずに打った方が正確に打て、ダフリやトップのミスを減らして確実に寄せられますよ!
ゴルフは確率のスポーツと言われています!
いかにしてミスを減らすかが、ゴルフのスコアアップのコツです。
グリーン周りでミスをするとショックが大きいですよね!
アプローチショットでミスをしないこと重要になります!
それでは、グリーン周りの30Y以内のアプローチショットについて、ミスが出にくい構え方と打ち方を解説しますので、よろしかったらご覧くださいね。
Contents
アプローチショットの構え方
「アプローチショットでは、ハンドファーストに構えろ!」とよく言われてますよね。
それでもミスショットが出るのはなぜでしょうか?
それは、通常のショットと構え方が違うため、いつも同じスイングができずに安定しないのです。
それであれば、アプローチショットも通常のショットと同じ構え方をして、同じような打ち方をした方が打ちやすいのです。
プロゴルファーはいつも練習しているので、いろんなショットを体で覚えて打っていますが、アマチュアゴルファーは週一の練習でいろんなショットを体で覚えるのは難しいのです。
それであれば、打ち方はできるだけシンプルにした方が確実にミスが減ります。
では、どのように構えたらいいのかというと、通常のショットと同じようにアドレスするだけです。
体重配分も基本は5:5で大丈夫です。
クラブもハンドファーストに構えずに、シャフトが地面に垂直になるように構えましょう!
ただし、スタンスは距離が短いほど、狭くした方がいいですよ。
30Y以内のアプローチショットの打ち方!意識して下半身を使う必要はない!
あなたは、30Y以内のアプローチショットで下半身を使っていませんか?
僕も以前は意識して下半身を使っていました。
その理由は、僕が読んだゴルフレッスン書に「アプローチショットでも下半身をしっかり使いましょう」と書かれていたからです。
そこで、書かれていたとおりにグリーン周りのアプローチショットでも下半身を使って打っていましたが、うまくいくときもあれば、ミスも出ることもあり、アプローチショットが安定しませんでした。
そして、しばらく悩み続けながら、下半身を使わないプロゴルファーのアプローチショットをゴルフ雑誌でいくつか参考にしながら、安定して打てるアプローチショットが打てるようになりました。
この打ち方のメリットは、
- 下半身は、基本アドレスの形を作ったらそれから以降は全く意識しないでいい。
- 上半身は、後で解説しますが、バックスイングまでは通常のショットとほぼ同じ動作なので、アプローチショットのために覚えることは、インパクト時の動作だけでいい
という、とてもシンプルなことです。
ゴルフで安定したスコアを出すために、スイングで重要なことは、
- スイングはできるだけシンプルな動作にすること
- スイングのチェクポイントをできるだけ少なくすること
この2点です。
何度も言いますが、ゴルフは確率のスポーツであり、いかにミスを減らすかが重要です。
あなたが安定したスコアを出したいのであれば、スイングをできるだけシンプルにしてください。
下半身を使わずにアプローチショットを打つ方法
それでは、下半身を使わずにアプローチショットを打つ方法を解説してきましょう。
下半身を使わないとは?
ここで、注意点があります。
「下半身は使わない」とは、「下半身を動かさない」ということではありません。
では、「下半身は使わない」とはどういうことかというと、
『アドレス時の下半身の構えをしたら、下半身を動かす意識をしない』
ということなのです。無意識に下半身が動くのはOKです。
通常のショットでも、ゴルフのスイングの基本!バックスイング~フィニッシュを解説!やゴルフスイングの体の軸ができる!意識すべき正しい『体幹』の動作で解説したように、下半身の動作は意識していません。
30Y以内のグリーン周りのアプローチショットでも、下半身の動作を意識しなくていいのです。
上半身の使い方!
上半身の使い方は、先ほどお話しましたように、
バックスイングまでは、通常のショットとほぼ同じ動作なので、アプローチショットのために覚えることは、インパクト前後の動作だけでいいんです。
バックスイングまでの動作については、ゴルフのスイングの基本!バックスイング~フィニッシュを解説!やゴルフのバックスイングの始動方法!始動の重要な2つの動作とは?で解説しています。
通常のショットでバックスイング始動時にすることは、
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- クラブヘッドの重心ポイントを意識する
- 右手を意識して動かさずに、左手の小指の下の方の膨らみの部分でグリップを地面方向に押すことだけ意識する
- クラブフェイスを閉じながら、クラブヘッドの重心ポイントを、アドレスの位置から30cm後方までターゲットラインに沿って始動させること意識する
でしたが、アプローチショットでは、もう少しシンプルにします。
-
- クラブヘッドの重心ポイントを意識する
- 右手を意識して動かさずに、左手の小指の下の方の膨らみの部分でグリップを地面方向に押すことだけ意識する
- クラブフェイスを閉じながら、クラブヘッドの重心ポイントを、ターゲットラインに沿って始動させること意識する
通常のショットより一つ減ってよりシンプルになりましたね。
切り返し~ダウンスイングは、特に意識しません。リズムよくスイングするだけです。
インパクト時の動作は、以下の2つの動作を同時に行います。
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- クラブフェイスの向きはスクウェアのまま、クラブヘッドの重心ポイントを、アドレスの位置からターゲットラインに沿って前方へ押し出す
- 左肘をターゲット方向へ送り出す
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以上です。
まとめ
- 30Y以内のグリーン周りのアプローチショットでは、下半身の動作を意識しない。
- 上半身は、バックスイングまでは、通常のショットとほぼ同じ動作で、よりシンプルになっている。
- インパクト時の動作は、以下の2つの動作を同時に行う。
- クラブフェイスの向きはスクウェアのまま、クラブヘッドの重心ポイントを、アドレスの位置からターゲットラインに沿って前方へ押し出す
- 左肘をターゲット方向へ送り出す
以上、30ヤード以下のアプローチについて解説してきました。
ただし、体全体のバランスが崩れないように上半身を使ってくださいね。
バランスは大事ですよ!
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