ゴルフのナイスショットはアドレスで8割決まると言われています。それだけに、アドレスはゴルフの基本の中で最も重要とされているうちのひとつなんです。
では、アドレスでは、何を意識して何をしなければならないのでしょうか?
アドレスのコツを含め、アドレスで守るべき順序と重要な4つのポイントを解説していきましょう。
Contents
なぜナイスショットの8割がアドレスで決まるのか?
アドレスが悪いと
- 打球の方向がターゲットからずれる
- 打球の曲がる
- ダフる
- トップする
だから、アドレスが良いと、単純にこれらの問題点が解消されるため、ナイスショットが出るんです。
アドレスは何に気をつけたらいいの?チェックポイントは?
アドレスでは、「左右の体重配分」や「肩のラインの方向」など、いろんなポイントがあります。
しかし、ゴルフ雑誌やゴルフレッスン書では、いろんなことが書かれていたり、プロによってポイントが違っていて、
「いったい、何を信じたら良いの!?」
と、混乱していませんか?
僕も、かなりのゴルフ雑誌やレッスン書を買って読んではいろいろと試し、しばらく混乱していました。
そして、約5年を経て、
- プロは感覚はそれぞれ違うし、言っていることも違う
- それぞれ違っていても抑えるべき共通点がある
ことを整理し、誰でも簡単にできるアドレスをまとめました。
僕は今、ずっとこのアドレスを実践し、スイングやショットが安定するようになりました。
それでは、そのアドレスを解説していきましょう。
いいアドレスをするための順序
先に上半身のアドレスの形をつくり、その後に下半身のアドレスの形をつくるとスムーズにいいアドレスができます。
また、上半身と下半身それぞれにも構えの順序があります。
以下の説明のとおりに順番に行ってみてください。
結果的に、オートマチックにいいアドレスが完成しますよ!
上半身のアドレス
上半身のアドレスは、次の1~3を順番にで動作を行うだけで完成します。
- 直立した状態で身体の前で両手でグリップする。(グリップの仕方はコチラをご覧くださいね)
- 剣道の”メンの構え”でクラブを数回上下させる。この動作によって安定する手首と腕の角度が決まる。(自分で角度を決めてはいけません!また、角度が◯◯度と決まっているわけでもありません!)
- 剣道の上段の構えからクラブを下ろしていくと、両腕のつけ根が胸の前で止まるところがある。(止めるのではなく、自然と止まるのです!自分で止めてははいけません!)
下半身のアドレス
下半身のアドレスは、次の1~3を順番にで動作を行うだけで完成します。
- 両足を肩幅ぐらいに広げる。
- 足の股関節から身体を曲げる。シャフトを股関節の前面に当て、そこから上半身が前傾するように折り曲げる。
- 両足の裏の中指とかかとに体重をかけ、両足4点で身体全体を支える。
『つま先側』や『かかと側』のどちらかにかたよって体重をかける必要はありません。
アドレスのポイント
これでアドレス(構え)が完成しました。
それでは、アドレスのポイントを解説していきましょう。
左右の体重配分
基本は左足:右足=5:5と覚えておいてください。
ただし、高い球や低い球など、いろいろとボールの弾道を変えたいときは少し変わりますが基本は5:5です。
構えたときのボールの位置
ゴルフクラブは、ターゲットラインと体のセンターが交差する位置にゴルフクラブヘッドの重心がくるように構えます。
そして、ボールの位置は、クラブヘッドのフェースからボール1個分空けて置いてください。
高い球や低い球など、いろいろとボールの弾道を変えたいときは少し変わりますが、まずは基本を覚えましょう。
構えたときの方向
左右の肩のラインをターゲット方向に合わせてください。
「左右の膝のライン」や「足のかかとのライン」を合わせるとか書かれてるレッスン書がありますが、合わせる箇所が多いと混乱しますし、合わせるのが難しくなります。
チェックポイントは1つで十分です!
リラックスして安定した構えができているか?
最後になりますが、アドレスが完成したときに、リラックスして安定した構えができていますか?
プロがするアドレスの動作と違うけど?
プロは右手でクラブを持ってターゲットにクラブを合わせてからアドレスに入っていくプロをよく見かけますよね。
プロは、日頃からアドレスも含めて身体が覚えるくらい練習を積み重ねているので、正しいアドレスができるのです。
これをアマチュアが真似すると、アドレスが安定しないため、スイングもショットも安定しません。
そこで、僕が先ほど解説したようにアドレスをすると、毎回、安定した同じ形のアドレスが完成します!
プロの中でも僕と同じようなアドレスをしている方もいらっしゃいますよ。
是非試してみて下さい。
まとめ
上半身のアドレス
- 直立した状態で身体の前で両手でグリップする。
- 剣道の”メンの構え”でクラブを数回上下させる。この動作によって安定する手首と腕の角度が決まる。
- 剣道の上段の構えからクラブを下ろしていくと、両腕のつけ根が胸の前で自然と止まるところがある。
下半身のアドレス
- 両足を肩幅に広げる
- シャフトを股関節の前面に当て、そこから上半身を前傾させる。
- 両足の裏の中指とかかとの4点に体重をかけ、そこで身体を支える
アドレスのポイント
- 左右の体重配分の基本は左足:右足=5:5
- ターゲットラインと体のセンターが交差する位置に、クラブヘッドの重心がくるように構える
- ボールの位置の基本は、クラブヘッドのフェースからボール1個分空けて置く
- 構えたときの方向は左右の肩のラインをターゲット方向に合わせる
- リラックスして安定した構えができているか?
さあ、これでアドレスの完成です!
正しいアドレスができていないとミート率が悪くなりますので、しっかり正しいアドレスを身につけましょう。
ミート率を上げる方法については、ゴルフのショットでミート率を上げる方法!アドレス2つのポイントで解説していますので、よろしかったらご覧ください。
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