仕事が忙しいビジネスマンやビジネスウーマンの方は、ゴルフが上達するための練習時間をなかなか確保できないのではないでしょうか。
そんな忙しい方でも、通勤中やスキマ時間はあると思います。
通勤時間は、片道1時間程度はかかるでしょう。
往復にすると約2時間です。
毎日2時間もゴルフの基礎トレーニングができたら、もっとゴルフが上達すると思いませんか?
今回は、通勤時間を有効に使ってできるゴルフの基礎トレーニングをご紹介します。
Contents
ゴルフトレーニングはゴルフスイング練習だけではない
昔、サラリーマンが駅のホームで、傘を使ってゴルフスイングの練習をしているのを時々見かけていました。
最近では、そんな方は見かけなくなりましたね。
あなたは、通勤中にゴルフの練習ができたらもっとゴルフが上達できると思いませんか?
「通勤中にゴルフ練習するのは、周りの人の目があるから恥ずかしくてできないよ」
確かに、ゴルフスイングの練習をしようとすると、そうかもしれません。
でも、ゴルフの練習は、ゴルフスイングや素振りをすることばかりではありません。
ゴルフが上達するために、ゴルフスイング以外の基礎トレーニングが必要です。
特に、これからシングルプレーヤーを目指す方であれば、ぜひゴルフスイングの練習以外の基礎レーニングも行っていただきたいと思います。
その基礎トレーニングを、人目を気にせずに通勤中に行うことができる方法があればいいと思いませんか?
今回は、周りの人には気づかれずにできるゴルフの基礎トレーニングをご紹介します。
ぜひ、安心して実践してみてくださいね。
通勤中に歩きながらできるゴルフトレーニング
まずは、通勤中に歩きながらできるゴルフトレーニングを3つご紹介します。
この3つは同時にできますので、意識して行ってみましょう。
この3つのどれを行っても、周りの人からは一切気づかれませんので、安心して行ってください。
1.腕のつけ根を内旋・外旋させ可動域を広げる
ゴルフスイングにおいて、腕のつけ根の内旋や外旋をさせる動きと、その可動域を広げるのはとても重要です。
これを歩きながら行うトレーニングです。
ビジネスバッグを左手に持った状態を想定して解説します。
普通に歩いていると、右手の腕全体が無意識に前後に振られると思います。
この右手の腕全体が前後に振られる時に、次のことを意識して行います。
- 右手が前に振られる時に、腕のつけ根を意識して外旋させる
- 右手が後ろに振られる時に、腕のつけ根を意識して内旋させる
これを約20回繰り返します。
今度は、腕のつけ根の外旋・内旋を逆にします。
- 右手が前に振られる時に、腕のつけ根を意識し内旋させる
- 右手が後ろに振られる時に、腕のつけ根を意識して外旋させる
これを約20回繰り返します。
これらを2〜3セット行ったら、ビジネスバッグを左手から右手に持ち替えて、今度は左腕で同じことを繰り返します。
歩いている間、これをひたすら繰り返すだけです。
無理をしてずっと続ける必要はありません。
気楽な気持ちで、「これでゴルフが上達できるんだ」と楽しんで行いましょう。
これらの動作を行っても、周りの人からは普通に歩いているとしか思われません。
ゴルフスイングでは、無意識に腕の内旋・外旋が行われますが、その動きを日頃から意識して動かしていると、ストレッチ効果によって腕の内旋・外旋の可動域が広がります。
その結果、ゴルフスイングがスムーズに行われ、スイングスピードも自然と上がり、飛距離が出るようになりますよ。
そして、ストレッチ効果により体の負担も軽減できます。
2.ゴルフスイングに必要な手の指を鍛える
ビジネスバッグは1〜2kg程度の重さがあると思います。
この重さを利用して、歩きながらビジネスバッグを持っている手の指を鍛えるのです。
ゴルフスイング時に、ゴルフグリップに意識して力をかける指は
- 右手:薬指
- 左手:小指
です。
そこで、ビジネスバッグを、この指に引っ掛けた状態で持って歩くのです。
歩いている間、持っている指が疲れてきたらビジネスバッグを左右持ち替えてください。
これを繰り返し続けましょう。
無理をしてずっと続ける必要はありません。
気楽な気持ちで、「これでゴルフが上達できるんだ」と楽しんで行いましょう。
3.足の裏に体重をかける位置を意識して歩く
ゴルフスイングにおいて、足の裏に意識して体重をかける場所は、左右の足それぞれ、かかと(下図の青●部)と中指(下図の赤●部)の4ヶ所が最も安定します。
そこで、この4ヶ所を意識して歩きます。
かかとからついた足は、中指先で蹴るようにし、これを意識して歩きます。
上の図のように、歩くときは中指とかかとを結ぶラインが歩行する方向に真っ直ぐになるように意識して歩きましょう。
普段は意識しない歩き方かもしれませんが、このようにして歩くと、背筋が伸びたきれいな姿勢で歩くことができますよ。
この『中指とかかとを結ぶラインが歩行する方向に真っ直ぐになるように意識して立つ』ことに関しては、エゴスキュー・メソッドという、ジャック・ニクラウスの腰痛の悩みを解決してくれた根拠のある有名な理論に基づくものです。
僕も、エゴスキュー・メソッドとに基づく体操をすきま時間に取り入れています。
そのおかげか、腰痛などの体の痛みを感じたときに、この体操を行うと、数日後にはスッキリして、不思議と治っています。
50歳を過ぎた今でも、腰痛や肩こりなどの悩みはありません。
話がそれましたが、『中指とかかとを結ぶラインが歩行する方向に真っ直ぐになるように意識して立つ』こと、そして、この姿勢で歩くことを日常の生活に取り入れてみることをオススメします。
ゴルフだけでなく、日常の健康維持にも役に立ちますよ。
通勤中の信号待ちや電車・バスの中で立ったままできるゴルフトレーニング
次に、信号待ちや、電車・バスの中で、立ったままできるゴルフトレーニングをご紹介します。
これも、エゴスキュー・メソッドの一部を取り入れたものです。
- 直立の状態で、「お尻の山同士をくっつけるように締める→緩める」ことを繰り返す
- そして、人目が気にならない場所であれば、「かかとを上げてつま先立ち→かかとを下ろす」ことを繰り返す
この2つを気がつきた時に、回数は特に気にせずに行いましょう。
「お尻の山同士をくっつけるように締める→緩める」動作は、腰痛に悩まされていた友人が、「整骨院の先生から教えてもらった」と聞いたこともありますので、効果はあるの確かでしょう。
「かかとを上げてつま先立ち→かかとを下ろす」動作は、ふくらはぎがに負荷がかかり鍛えられていることがわかると思いますが、ふくらはぎは第2の心臓とも呼ばれているくらい、重要な体の部位です。
また、ふくらはぎは、足腰に滞りやすい血液をポンプのように心臓へ送り返す働きがあり、筋肉が動くと全身の血行が良くなると言われています。
健康のためにも、通勤中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 通勤中に歩きながらできるゴルフトレーニング
- 信号待ちや、電車・バスの中で、立ったままできるゴルフトレーニング
をご紹介しました。
「通勤時間をゴルフや健康のために有効に使う」意識を持つことで、ビジネスマンとしての時間を大事に使う意識も高まります。
また、これを実践すれば、1日1〜2時間のトレーニングを毎日行うことができます。
時間は大切に使いましょう!
そして、これらのゴルフの基礎トレーニングをしながら、ゴルフスイングの基本動作を身につけるために、ぜひ最新・ゴルフスイングビジネスゾーン!手と体幹部分の基本動作方法を実践してみてください。
今まで伸び悩んでいたゴルフがきっと上達しますよ!
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