ゴルフコースをラウンド終了後、
「◯◯ホールの2打目で無理をしなければ、パーで上がれたのに」
「△△ホールでOBがなければ、100を切れたのに」
と、タラレバを言ってしまうことはありませんか。
そして、その時は反省をしても、次のラウンドで、また同じミスの繰り返し・・。
これの繰り返しでは、いつまでたってもスコアは縮まりません。
ラウンドを重ねる毎に確実にスコアを縮めるどうしたらいいのでしょうか。
その方法について、解説してきましょう。
Contents
ラウンド終了後、家に帰ったら結果を分析をしよう
ラウンド終了後、頭の中で思い出しながら反省することはよくあると思います。
では、その反省点をしっかり分析していますか?
なぜ、OBが出てしまったのでしょうか
なぜ、ミスショットをしてしまったのでしょうか
その原因は、
- メンタル面
- マネジメント面
がほとんどです。
「いやいや、僕は正しいスイングができていないから」
という方は、ぜひ最新・ゴルフスイングビジネスゾーン!手と体幹部分の基本動作方法やゴルフのスイングの基本!バックスイング~フィニッシュを解説!を読んで実践して、正しいスイングを身につけることから始めましょう。
ここでは、基本的なスイングができているにも関わらず、ミスショットがでる原因について限定して分析していきます。
この解説については、僕のある日のラウンドを例にして、具体的に解説していきますね。
そのラウンド結果がコチラです。
OUT:48、IN:45のトータル93のスコアでした。

ラウンドの結果の振り返り(5ホール目まで)
1ホール目332ヤード、PAR4:3オン2パット(ボギー)
スタートホールは、いつも緊張しますね。
まずは、1ホール目の結果から。
距離はそんなにないのですが、ティショットはアゲンストでドライバーで力んでしまい、あまり飛ばずに190ヤードぐらい。
2打目は、アゲンストの風でミドルアイアンで打つも、グリーン横に外してパーオンならず。
3打目アプローチもピンに寄らず、2パットのボギーでした。
2ホール目347ヤード、PAR4:2オン4パット(ダブルボギー)
ティショットは、アゲンストでドライバーはまあまあの当たりで200ヤードぐらい。
2打目ミドルアイアンアイアンでパーオン(2オン)成功。
しかし、なんと4パットでダブルボギーでした。
3ホール目487ヤードPAR5:3オン2パット(パー)
ティショットは、アゲンストでドライバーはまあまあの当たりで200ヤードぐらい。
2打目は、フェアウェイウッドで、残り100ヤードぐらい。
3打目は、PWでパーオン(3オン)成功。
グリーン上、2パットでパーでした。
4ホール目156ヤードPAR3:2オン1パット(パー)
ティショットは、グリーン手前に外す。
2打目のアプローチをピンにうまく寄せて、1パットのパーでした。
いわゆる、寄せワンですね。
5ホール目350ヤードPAR4:4オン3パット(トリプルボギー)
ティショットは、力が入ってしまい、180ヤードぐらい。
前の3ホール目と4ホール目が連続パーだったので、「このホールも」と思わず力が入ってしまいました。
2打目は、ティショットのミスを取り返そうとして、また力が入り、ミドルアイアンをミスショットし、残り100ヤードぐらい。
3打目は、PWでグリーン横に外してしまい、寄せにくいアプローチショットを残してしまいました。
4打目のアプローチも、またピンに寄らず。
ロングパットを残してしまい、3パットのトリプルボギーとなってしまいました。
ラウンド結果の振り返りはここまでとしておきます。
ラウンド分析と課題
ドライバーショット(ティショット)
僕のドライバーの飛距離は、無風状態で約230ヤードぐらいです。
今日は、アゲンストの風のホールが多かったので、その場合は、210ヤード飛べば良しと考えなければなりません。
それ以上飛ばそうと思うと力んでしまい、ミスショットにつながります。
たとえ、正しいスイング動作が身についていても、力んでしまうとミスショットの確率が高くなります。
プロゴルファーでもそうなのです。
それなのに、この日は、ティショットのドライバーで飛距離を出そうと力みすぎてしまいました。
だから、ドライバーのミスショットが目立ちました。
これは、メンタル面において「ミスを減らすにはどうしたらいいか」という課題に対応できていないということです。
アイアンショット
アイアンショットについては、飛ばすクラブではないので、ドライバーのように飛ばそうという意識を持ってはいけません。
たとえ、ティショットがミスをしても、2打目のアイアンショットで取り返そうと思わないでください。
1打1打普段どおりのショットを積み重ねていくメンタルマネジメントが重要です。
僕は、5ホール目でそのマネジメントができずに、ミスショットを繰り返してしまいました。
また、
結果的にグリーンにオンしなくても、グリーン手前はOKと考えましょう。
これをミスショットと思ってはいけません。
これぐらいでミスと落ち込んでいてはキリがありません。
プロゴルファーではないのですから。
ミスショットというのは、ピンに寄せる確率が低くなる場所に打ってしまった場合です。
例えば、
- バンカーに入れてしまった
- グリーン奥にオーバーしてしまった
とか。
グリーンにのせる場所は、「ピン手前が原則」です。
また、グリーンを外したとしても、グリーン手前はOKなのです。
その理由は、多くのコースやホールで、グリーン手前から奥に向かって上っているからです。
パターは上りのラインの方が下りのラインよりもやさしいのです。
グリーン手前であれば、アプローチショットで寄せる確率も高くなるので、寄せワン(1パット)も可能です。
4ホール目(PAR3)がそうでした。
ここで、2ホール目の4パットの理由を解説しておきましょう。
2打目でパーオンしたのはいいのですが、ピン奥に6メートル以上の下りのラインロングパットを残してしまったからです。
1パット目は距離を合わせようと意識しすぎて、距離を残してショートしてしまいました。
2パット目はそれを取り返そうと、逆に強く打ちすぎて2メートル以上オーバー。
結局、そこから2パットで合計4パットになってしまったのです。
グリーンにのせる場所は、「ピン手前が原則」と覚えておきましょう。
アプローチショット
アプローチショットでピンに寄せにくいのは、その前のショットでグリーン横やグリーン奥に外した場合です。
1ホール目と5ホール目がそうでした。
先程もお話しましたが、多くのコースやホールで、グリーン手前から奥に向かって上っています。
だから、グリーン手前から寄せる場合は、そんなに曲がらないし、上りのラインはしっかり打っていけるからピンに寄せる確率が上がります。
グリーンオンを狙うショットでは、ピンの手前を狙っていくことが、スコアを縮めるコツの1つです。
たとえ、グリーンを外しても、アプローチショットでの寄せワンの可能性があります。
パター
パターも欲張ってはいけません。
ショートパット以外は、2パットを目指しましょう。
2パットを目指すということは、どういうことかというと、1パット目はピンに入れようと思わないことです。
「ピンに入れよう」と意識しすぎると、力んでしまい、平常心でパットができなくなります。
力むと、
- 力が入り過ぎてオーバー
- 芯を外してショート
のどちらかのミスが出やすくなります。
僕が、2ホール目と5ホール目で4パット、3パットしたのは、「ピンに入れよう」と意識しすぎたことが原因だと分析しています。
「ピン周囲1メートル以内の大きな円の中に入れよう」と気楽な気持ちでパットしましょう。
そうすれば、ピンに寄る確率が上がります。
まとめ
ゴルフのラウンドが終わって家に帰ってきたら、タラレバを言うのではなく、
- なぜ、○ホールのドライバーでOBが出たのか?
- なぜ、アプローチショットがピンに寄らなかったのか?
など、ミスの原因を分析しましょう。
そして、そのミスを繰り返さないように、次のラウンドに備えましょう。
1回や2回でミスが無くなるわけではありませんが、これを繰り返すことで、徐々にミスが減ってくるのは間違いありません。
ゴルフはメンタル面がスコアに大きく影響します。
- いいスコアを出そうと力んでミスショットになるのです。
- 飛ばそうと思ってミスショットになるのです。
- 挽回しようと力んでミスショットになるのです。
先程もお話しましたが、1打1打普段どおりのショットを積み重ねていくメンタルマネジメントが重要なのです。
ゴルフは奥が深いスポーツです。
ゴルフでは、正しいゴルフスイング動作を身につけるのと同じくらい重要なのは、メンタル面です。
「1打1打普段どおりのショットを打つぞ」というメンタルを鍛えましょう。
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