ゴルフグリップを握る強さによって、ショットやアプローチのナイスショットの確率が変わるのを、あなたは知っていますか?
ゴルフクラブのグリップの握る強さは「10%の力で」だとか「小鳥を優しく包むイメージで」など、「できるだけ緩く握ったほうがよい」とよく聞くと思います。
「ゴルフレッスン書にはいろんなことが書いてあってよくわからない!」と思っているかもしれませんね。
いつも緩く握った方が良いのでしょうか?本当はどれくらいの力で握るのがいいのでしょうか?
ゴルフクラブのグリップの強さについて、これから詳しく解説していきますね。
Contents
ゴルフクラブのグリップを握る強さは状況によって変えよう!
ゴルフクラブのグリップを握る強さは
状況によって変えよう!
が答えです。これだけです!
じゃあ、状況によってどう変えるのか、ショット別に詳しく説明していきましょう。
フルショット
フルショットでは、できるだけ飛ばしたいですよね。
飛ばしたいときは、「できるだけ緩く」と覚えておきましょう!
では、なぜ緩く握った方が飛ばせるのでしょうか?
それは、金槌で釘を打つ時を思い出してください。
金槌で釘を打つときは強く打たないと釘が入っていきませんよね。
だからといって、金槌を強くは握らず、始めは無意識に緩く握っていますよね。
でも、釘を打つ瞬間は、無意識に強く握っています。これは人間の本能なので無意識です。
その結果、
- 金槌の頭の部分は、釘を打つ瞬間が最もヘッドスピードが上がる。
- 釘に一番強い力が働き、釘が入っていく。
ゴルフのフルショットもそれと全く同じことをすればいいんです。
人間の本能に任せましょう!
もう一度言います。
飛ばしたいときは、「できるだけ緩く」とだけ覚えておきましょう!
コントロールショット
コントロールショットでは、飛ばす必要はありませんよね。
飛ばす必要がないので、強くボールを打つ必要もありません。
コントロールするためには、ヘッド軌道を安定させる必要があるので、
ヘッド軌道を安定して振るためにグリップをしっかり握る
この感覚だけでOKです。
自然としっかり握っていると思います。
人間の本能に任せましょう。
そのためには、どうしたいのかをしっかりイメージすることが重要です!
ぜひ試してみてください。
アプローチショット
アプローチショットもコントロールショットと全く同じ意識でOKです!
バンカーショット
バンカーショットでは、確実にボールをバンカーから出すことが大切ですね。
そのためには、ボールをしっかり(強く)打ちたいので、イメージとしてはフルショットと同じです。
ですから、グリップはできるだけ緩く握りましょう!
パター
ヘッド軌道を安定させたいですよね。
ということは、パターの基本はコントロールショットと同じです。
ただし、パターでカップインの確率を上げるコツをお伝えしておきますね。
- ロングパットは緩く握る(飛ばしたい感覚)
- ショートパットはしっかり握る(軌道を安定させたい感覚)
これで3パットは激減しますよ!
どうしても緩く握る感覚がつかめないんだけど、どうしたらいいの?
そんなあなたは、グリップを緩くに握る練習方法を教えましょう。
簡単な方法です。
グリップにタオルを巻いて素振りをしましょう。
それだけで、緩く握る感覚がつかめますよ。
試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
グリップの力加減は、ゴルフレッスン書によっては、
- フルショットは10のうち3の力
- バンカーショットは10のうち1の力
- アプローチショットは10のうち7の力
などと、細かく調整するように書かれているものがありますが、そんな複雑なことを練習場ではできてもコースで実践するのは僕はできません。
プロのようにほとんど毎日練習しているゴルファーは別ですが・・。
ゴルフの練習やコースに週末しか行けないあなたは、シンプルに次のことだけ覚えておきましょう。
- ボールを飛ばしたい(しっかり打ちたい)ときは、グリップをできるだけ緩く握る
- ヘッド軌道を安定して振りたい(コントロールしたい)ときは、グリップをしっかり握る
このイメージを大切にしましょう。簡単ですね!
グリップについては、ゴルフのグリップの基本と順序!右手と左手はどっちが先がいい?も参考にしてみてください。
さあ、早速打ちっぱなしで練習しましょう!
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