ゴルフのスイング動作は、できるだけシンプルに意識して行えた方が再現性が高くなり、ナイスショットの確率も上がります。
では、どこまでシンプルにできるのでしょうか。
これについてお話していきます。
ゴルフスイング動作は8段階に分けられる
ゴルフのスイング動作は、ゴルフレッスン書によって、ゴルフスイング動作を分ける数(段階)が異なります。
最も多いのは、
- アドレス
- テークバック
- バックスイング
- トップ(トップオブスイング)
- ダウンスイング
- インパクト
- フォロースルー
- フィニッシュ
という8段階でしょう。
では、あなたは、ゴルフをプレーする時、この8段階に分けて意識してスイングを行っていますか?
ゴルフスイングは複雑過ぎるとスイングの再現性が低くなる
ゴルフスイングは動作が複雑過ぎると、スイングの再現性が低くなっていしまい、ナイスショットの確率も下がってしまいます。
ゴルフレッスン書で解説しているような8段階に分けてスイングを意識して行うと、動作が複雑になるので、再現性も低くなるでしょう。
だから、実際にゴルフコースに出てスイングを行う時は、できるだけ意識して行う動作を少なくして、シンプルなスイングを行う方がいいのです。
では、どのくらいシンプルなスイングにすることができるのでしょうか。
100切りレベルのスイングに必要な動作は4段階でいい
僕が考える100切りレベルのスイングであれば4段階の意識でいいと考えています。
それは、
- アドレス
- フォワードプレス
- バックスイング
- ダウンスイング
の4段階です。
②のフォワードプレスは、一般的にスイングの段階に入っていません。
しかし、この「フォワードプレス」は、スイング動作のルーティーンとして、スイングの再現性を高めるために必要な動作ですので、僕は意識して行っています。
その後の実際のスイング動作で意識するのは、「③バックスイング」と「④ダウンスイング」の2段階で十分です。
バックスイングについては、「テークバック」と「バックスイング」に分けてスイングするように解説しているレッスン書もあります。
しかし、ゴルフのテークバックとバックスイングの違いとは?動作は違う?でも解説していますが、スイング動作を分ければ分けるほど、スイングが複雑になり、再現性が低くなっていしまいます。
その結果、ナイスショットの確率も下がっていまいます。
だから、「③バックスイング」は一つの塊の意識で行うのです。
「トップオブスイング」についても、切り返しを意識して解説しているレッスン書がありますが、そこそこの飛距離でいいのであれば、僕は切り返しを意識した動作は必要ないと考えています。
切り返しを意識したスイングをすればヘッドスピードが上がるのですが、100切りレベルではその必要はなく、むしろシンプルなスイング動作にする方が重要です。
これらの理由により、「③バックスイング」からは、切り返し動作を意識せずに、リズムだけで「④ダウンスイング」の動作に移るのです。
「④ダウンスイング」の後は、実際には「インパクト」「フォロースルー」「フィニッシュ」というスイング動作の段階を経ますが、これらに関する動作を意識して行う必要はありません。
「④ダウンスイング」の動作を意識して行うだけで、あとは何も意識せずに一気にフィニッシュまで迎えることができるのです。
最後に
「③バックスイングと④ダウンスイングでどのような動作を意識して行えばいいのか?」については、無料メール講座『最短で100を切るためのゴルフスイングマスター講座』で解説していますので、よろしかったらご覧くださいね。
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